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善光寺のお朝事に行ってきた!参加方法と料金は?何時から始まる?

せっかくなら早朝参拝で一大行事に参加してみませんか。「一生に一度は善光寺参りへ」で有名な長野県を代表するお寺、善光寺に行ってきました。

善光寺御開帳、日の出に合わせて始まるお朝事あさじの初体験をレビューします。

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善光寺 お朝事とは?

善光寺『お朝事(おあさじ)』とは、善光寺全ての僧侶が出仕して行われる厳かな法要。日の出とともに本堂で始まり、一年を通して毎日欠かさず行われています。

このお朝事に参拝者も立ち会えるって知っていましたか。ご本尊が納められた瑠璃壇(るりだん)に近い内陣で僧侶の読経、念仏を聞くことができるという有難いイベントなんです。

この早朝参拝は全体で1時間くらい。

善光寺は無宗派ですが護持運営する天台宗と浄土宗の順に2回行われ、天台宗のお朝事30分、次いで浄土宗のお朝事30分です。

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お朝事は何時からですか?

お朝事の開始時間は季節によって分単位で異なります。最も早い時期(夏季)は午前5時30分、最も遅い時期(冬季)は午前7時。本堂はお朝事開始の1時間前に開きます。

善光寺の宿坊に泊まればそのままお朝事体験もできます(要予約・宿泊は2人〜)。

参考までに私が行った時(2022年6月の平日)の混雑状況をお知らせしますね。

今回は車で向かい善光寺の駐車場に着いたのは午前4時半くらいでした。

善光寺 第3駐車場から見た朝焼け

さすがに早朝。駐車場はまだガラガラの状態。日の出まであと1時間、東雲色しののめいろに染まる空と清々しい空気に心が洗われるようでした。

御開帳期間中の駐車場の料金や利用時間についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています↓

混雑する前に回向柱えこうばしらに向かい、柱をすりすり。早起きは三文の得ですね。並ばずに触れることができておトク気分です。ありがたいご縁を存分にいただいた後、本堂に向かいました。

本堂に着いたのは5時10分(お朝事開始の20分前)でしたが内陣はすでに中程まで埋まっていて、お朝事の人気の高さにびっくり。

年齢層はややお高めといった印象ですが、皆さま朝が早くてもお元気なご様子。1時間前から入られてる方もいるようでした。

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お朝事の参加方法と料金は?

お朝事の参加には事前予約はいりませんが、参拝券が必要です。

参拝券は2種類あります。

一般の料金は本堂で御開帳を見たい方は600円。御開帳とお戒壇巡りに加え、山門など他のお堂も巡りたい方は共通券(1,200円)がおトクです。

内陣は本堂東側から階段を上がって入ります。

案内板があるのでわかりやすかったです。

本堂に入ったら座って静かにお朝事の始まりを待ちましょう。

【ワンポイントアドバイス】
本堂はひんやりして外より気温が低く感じました。長野の6月の気温は朝が14度、昼には25度と10度以上差があります。服装に迷いますが、ストールや羽織り物など調整できる格好がおすすめです。

御開帳期間とあってお朝事が始まるころには本堂は人で埋まっていました。

お戒壇巡りに移動と思われる方々が途中からぞろぞろ退出し、落ち着かなかったというのが正直な感想。少し残念に思いましたが、この混雑状況ではしょうがないのかもしれませんね。

人が抜けた分、前に移動できて、内々陣に座られた僧侶の念仏が響き渡るのを間近で体感できました。

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お数珠頂戴(おじゅずちょうだい)って何?

「お数珠頂戴」とはお朝事の前後、参道でお導師が参拝者の頭を数珠で撫でて功徳を授ける行事。※感染防止対策のため2年ほど前から行われていません。

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善光寺大勧進・薬膳粥処で朝食はいかが?

お朝事の後、善光寺大勧進(ぜんこうじだいかんじん)境内にある「紫雲閣」薬膳粥処で朝粥をいただきました。

薬膳朝粥 SHIJIMA(しじま)

  • 営業時間:御開帳中 6:30〜10:00 (9:30ラストオーダー)
  • 定休日:木曜(結婚式の日は休み)
  • 一日限定65食

善光寺からの帰り道、右へ折れて大勧進の門をくぐり石畳を進みます。

畳敷きで広々とした店内でゆったりと静かな時間が流れます。

予約なしでも入れましたが予約をすると確実です。予約はLINEから。電話はありません。

御開帳期間のせいか平日にもかかわらず、8時半には完売となっていたので行かれる方はご注意ください。

心を整えた後は、胃腸に優しい薬膳でからだも整えてみました。メニューは月替わり。

最初にいただく宝水は白湯です。

薬膳粥をメインに5種の主・副菜、汁物、デザート、薬膳茶のセット 2,100円(税込)

お粥は後から運ばれてきました。菌活で活力を補ってくれる食材、きのこの塩麹粥はやさしい味がしました。鹿肉の生姜煮もあってびっくり。薬膳は精進料理と違って肉や魚もいただけるんですね。勉強になりました。

薬膳粥処 SHIJIMA(しじま)

池に面した部屋は窓から山門が見えるそうです。七年後はこちらの部屋にしようと思いながら善光寺をあとにしました。

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まとめ

善光寺「お朝事」の参加方法は、事前予約はいりませんが参拝券が必要。開始時間は季節によって異なります。

参拝券は2種類あります。一般の料金は、本堂で御開帳を見たい方は600円。御開帳とお戒壇巡りに加え、山門など他のお堂も巡りたい方は共通券(1,200円)がおトクです。

善光寺「お朝事」は厳かな雰囲気に包まれた貴重な体験でした。参加方法や時間などこれから行かれる方の参考になれば嬉しいです。また七年後も変わらず元気に訪問できることを願います。

善光寺御開帳の回向柱守やお守りはどこに返す?の記事はこちらで紹介しています↓

2022年 善光寺御開帳はいつまで?回向柱と見どころまとめはこちらで紹介しています↓

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