新幹線eチケット(トクだ値)の列車が運休になり後続新幹線に追加料金なしで乗る方法

割引価格で人気の「えきねっと 新幹線eチケット(トクだ値)」で予約していた新幹線が全区間運休になり、後続の新幹線を利用する場合は追加料金が必要なの？

せっかく割引価格で予約が取れたのに…とガッカリしなくても大丈夫です。トクだ値の割引料金のまま追加料金なしに後続の新幹線に乗る方法があります。

予約の新幹線が運休で後続車に変更できる？

えきねっとで苦労して予約できた割引価格の新幹線eチケット(トクだ値)。その予約列車が全区間運休になったときに後続の新幹線で目的地に向かいたいけど料金が気がかりです。

｢トクだ値｣の料金のまま後続新幹線に乗車

きちんとステップを踏めば大丈夫。

トクだ値の料金のままで後続新幹線を利用するには、以下で紹介するステップ1〜2を確実に行えば追加料金なしで利用できます。

おおまかな流れは…

• 新幹線eチケット(トクだ値)は乗車当日に購入できないため、通常価格の新幹線eチケットを再購入します。※当日購入はクレジットカード必須
• 通常価格の新幹線eチケットを重複して購入することになりますが、以下の「STEP1」と「STEP2」を間違えなく行えば、重複購入した通常価格の新幹線eチケット代金は全額払戻されます。

STEP1　チケット再購入（乗車前）

えきねっとサイトで、後続新幹線の新幹線eチケット(通常価格)を購入。
【重要〜4つの条件】
運休となった予約済の新幹線eチケット(トクだ値)と4つの条件は完全一致させること。
① 乗車日
② 乗車区間
③ 乗車設備
④ 乗車人数
★再購入した新幹線eチケット(通常価格)にICカードを紐づけない!

STEP2　運休の新幹線に紐づいたICカードで乗降

新幹線改札の入場時には、予約していた(運休になった)新幹線eチケット(トクだ値)に紐づけていたICカードで新幹線改札を通り、再購入した後続の新幹線に乗車します。
新幹線降車駅の新幹線改札も、入場時と同じICカードで出ます。
駅係員への申し出は不要です。

STEP3　手続き不要で払い戻し

STEP1の4つの条件（①〜④ ★）とSTEP2の乗降が守られていれば、再購入した新幹線eチケット(通常価格)分が全額払い戻しされます。
つまり、トクだ値の価格のまま後続の新幹線を利用したことになります。
約１週間以内にJR東日本から払戻完了メールが届きます。自分で払い戻しの手続きは一切不要です。

注意事項

• えきねっとサイトで自分で「払戻操作」をしないこと。払戻手数料が発生します。
• 再購入はクレジットカード支払いのみ。クレジットカードを持っていない場合は、「みどりの窓口」で後続新幹線の指定席特急券（無料）を受け取る。
• STEP1、STEP2が守られていない場合は払戻不可。
• 再購入した新幹線eチケット(通常価格)に誤ってICカードを紐づけをしてしまった場合は、改札窓口で係員へ申し出ること。

まとめ

割引価格で予約できた「えきねっと 新幹線eチケット(トクだ値)」の列車が全区間運休になり、後続の新幹線を利用する場合も追加料金なしに利用できることがわかりました。

決められたステップをきちんと踏めば、トクだ値の割引料金のまま後続の新幹線を利用できるのでよかったです。がんばって抽選でトクだ値の予約が取れたことが無駄にならずに済みます。ICカードの紐づけだけは注意しましょう。