新幹線eチケット(トクだ値)で予約した新幹線が、地震や台風などで「全区間運休」になったり「終日運転見合わせ」のときに、どうすればいいのかJR東日本のサイトからまとめました。
今回は、新幹線eチケット単独の予約の場合です。「紙のきっぷ」や「新幹線eチケット＋在来線チケットレス特急券」「新幹線eチケット＋紙のきっぷの組合せ」などの場合は、えきねっとのサイトでご確認ください。
終日運転見合わせは全額払戻し
地震、事故、台風、天候不良などの理由で「終日運転を見合わせる」ときは、運休となった新幹線や特急列車の代金は全額払い戻しされます。
運転再開日以降、日を改めて旅行する場合は、自分で乗車券類を改めて購入しなくてはなりません。
終日運休で乗車しなかったときの手続きは？
えきねっとで新幹線eチケット予約した新幹線が「終日運休」となり、乗車しなかった場合に払い戻し手続きは必要ありません。新幹線改札を入場した前後で方法が違うので以下をご覧ください。
新幹線改札に入場する前
新幹線eチケットに紐づけたICカードで新幹線改札を入場する前の場合は、「払い戻し手続きは不要です。全額が戻ってきます。
JR東日本が払戻処理を行い、1週間以内に｢えきねっと｣から払戻完了メールが届きます。
※代行決済のお客さまはメール受信後にお手続きが必要です。
自分で「払戻操作」を行うと、払戻手数料が発生しますので注意しましょう。
新幹線改札を入場した場合
紐づけたICカードで新幹線改札を入場した後では｢使用済｣となるので、このままでは払戻はありません。
新幹線改札を入場後に運休のため乗車をキャンセルしたい場合は、必ず新幹線改札係員へICカードの「入場記録取消し」を申し出ましょう。これで、未使用状態になり入場前と同じ対応になるはずですが、詳細は係員に確認してください。
｢紙のきっぷ｣として受け取ってる場合の払い戻しは『みどりの窓口』で行います。また、旅行をキャンセルしてJR線の出発駅まで戻る場合は駅係員に尋ねるようにアナウンスされています。
運転再開後すぐに乗車したい場合
終日運転見合せとなった当日中に駅係員（みどりの窓口）へ。予約と同条件となる「翌日乗車分の指定席のみ券（無料）」を渡され、追加のお支払いが生じないよう対応するそうです。
予約の列車が運休になったときは？
基本的には、みどりの窓口で「予約確認画面」または「受け取ったきっぷ」を提示して指定席券の交付を受け、当日の他の列車の指定席（同一設備）を追加料金なく利用できます。
ただし、満席の場合や車両運用の都合で指定席券の交付ができないことがあります。繁忙期や本数が限られた路線は難易度が高いですね。
新幹線eチケット(トクだ値)などで申し込んでいた場合、予約の列車が全区間運休になって旅行を継続したいときは、別の列車の指定席を乗車前に確保するため『えきねっと』から予約内容を変更します。えきねっとから予約内容を変更できないときは、駅係員に尋ねましょう。
★新幹線eチケット(トクだ値)の列車が運休になり、後続新幹線に追加料金なしで乗る方法は以下の記事で。たった2ステップで割引価格のまま後続新幹線に乗車できます。↓
まとめ
えきねっとで予約した新幹線eチケット(トクだ値)で終日運休になった場合は、JR東日本から自動的に全額払い戻しされます。新幹線改札を入場した後に運休になった場合は、新幹線改札係員へICカードの入場記録取消しをすることを忘れずに。また、運休の場合でも自分で『えきねっと』で払戻操作をすると手数料が発生するので注意しましょう。
「トクだ値」でやっと確保した割引チケットの方は、次の列車で割引プランが入手できない可能性が高く、少し残念に感じます。
【参考】
JR東日本からのお知らせ（2024/8/10 18時）
東北エリアへの台風 5 号接近に伴う新幹線特急券等の払いもどしについて
えきねっと新幹線eチケットのICカード登録ができない？
その理由と対処方法を画像で紹介
えきねっと事前受付の結果が来ない！
遅い理由は？結果はいつわかる？
