生わさびで安曇野「大王わさび農場」のわさび丼を再現してみました(チューブのわさびでもOK)。基本は温かいご飯にかつお節、わさびをのせ、醤油をかける。それだけ!
おろし方(すり方)で味が変わるといわれる生わさびのすり方もご紹介します。
わさび丼のレシピ・作り方
【材料】
- わさび(チューブでも◎) 適量
- かつお節 たっぷり
- 刻みのり 適量
- 小ネギ(お好みで)
- 醤油 適量
作り方はとっても簡単!
温かいご飯にかつお節、刻みのり、小ネギをちらしてわさびをのせたら、醤油を回しかけていただきます。醤油はめんつゆを少し加えてだし醤油風に甘めにしても美味しいですよ。
チューブわさびはいつでも使えるので手軽で便利ですが、生わさびの味はまた格別。おろし方のポイントを押さえて本場の味をお楽しみください。
わさびの下処理とおろし方(すり方)
長野県安曇野の大王わさび農場でお土産に買った本わさび。ふだんはチューブしか使わないので本わさびがどんな味なのか楽しみ。
①わさびを水でよく洗います。茎の隙間に残った泥も丁寧に。
②茎は包丁で切るのではなく、手で一本ずつむしり取ってくださいね。
全部取り除いたところ。茎部分も細かく刻んだり炒めたりして食べられます。
③表皮の黒い部分を包丁でこそぎ落とします。表面に近いところに香りと絡み成分が密集しているので包丁で皮をむかないこと。
できるだけ目の細かいおろし金を使い円を描くようにすりおろします。ま〜るくま〜るくがポイント!砂糖を少量つけてすりおろすと辛味成分がより引き出されるそうです。
使ったおろし金は100均のもの。ちょっと力は要りますがちゃんとおろせました。
鮫皮おろし金(長次郎)が気になっていますが頻度が少ないので考え中。。。
ツーンと尖った辛さではないのでたっぷりすってOK!
時間が経つと香りも辛みも抜けてしまうので食べる直前にすりおろしましょう。
わさびはすりおろす場所で味が違う?
わさびは先端の方が細胞が古く、茎に近い方(元)が細胞が若くて新鮮。根元の茎側の方が香りもよくて粘りも強く、きれいな緑色です。先端にいくほど絡みが強くなります。
茎側からすっていくので初めは、こんなにのっけて大丈夫?っていうくらいのせていただきましたが、鼻からフワンと抜ける程よい辛さでびっくりです!
逆に先端側をするとけっこうな辛さになります。辛みが足りないときは先端をちょっとプラスして。お好みで調整できるのは、生わさびならではの楽しみ方ですね。
わさびの保存方法
生わさびは正しく保存すると一ヶ月ももつそうです。
「大王わさび農場」でわさびを買ったとき、その袋に入れたまま冷蔵庫の野菜室で保存し、早めに食べてくださいといわれました。
〈特別な保存袋がなくてもできる保存方法〉
水で濡らして固く絞ったキッチンペーパーでわさびを包み、ラップして冷蔵保存。乾燥させると鮮度が落ちるので注意。
冷凍する場合はすりおろしたわさびをラップにのせ、薄く伸ばして冷凍庫へ。必要な分だけ割って使えるので便利です。
長野県安曇野の大王わさび農場「本わさび飯」の味はこちらで紹介しています↓
まとめ
安曇野「大王わさび農場」で食べたわさび飯が美味しかったので、まねて作ってみました。
生わさびは保存もできますが私は2〜3日で食べ切りました(笑)。食欲のないときもサラッと食べられますよ。生わさびがないときはチューブわさびでも代用可。ぜひ一度お試しを。