
メジャーリーグベースボール(MLB)は、世界最高峰の野球リーグで、全部で30チームが存在します。アメリカンリーグ(アリーグ/AL)とナショナルリーグ(ナリーグ/NL)の2つに分かれ、それぞれ「東地区・中地区・西地区」に振り分けられています。
この記事では、MLB全30チームを地区ごとに一覧で紹介します。MLB初心者でもわかりやすいように、特徴や有名なエピソードも交えてまとめました。
MLBは全30チーム!2つのリーグで構成
MLBは、アメリカンリーグ(アリーグ/AL)15チームとナショナルリーグ(ナリーグ/NL)15チームの合計30チームで構成されています。
さらに、それぞれのリーグは「東・中・西」の3地区制になっており、レギュラーシーズンやポストシーズンもこの地区分けが大きな意味を持ちます。
アメリカンリーグ(AL)のチーム一覧
アメリカンリーグの地区別球団をご紹介します。(2025年現在所属している日本人選手も並記)
AL東地区
アメリカ東海岸を中心に、世界的に有名な球団が集まる地区です。
- ニューヨーク・ヤンキース(世界一有名な球団。松井秀喜も所属)
- ボストン・レッドソックス(ヤンキースの伝統ライバル、吉田正尚)
- トロント・ブルージェイズ(カナダ唯一のMLBチーム)
- タンパベイ・レイズ(育成型球団で近年躍進)
- ボルチモア・オリオールズ(伝統球団、菅野智之)
AL中地区
アメリカ中部の都市に根ざしたチームが多い地区です。
- シカゴ・ホワイトソックス
- クリーブランド・ガーディアンズ(旧インディアンス)
- デトロイト・タイガース
- カンザスシティ・ロイヤルズ
- ミネソタ・ツインズ
AL西地区
西海岸やテキサスを本拠地とするチームが並びます。
- ヒューストン・アストロズ(近年の強豪チーム)
- テキサス・レンジャーズ(2023年・2024年ワールドシリーズ王者)
- シアトル・マリナーズ(イチローが所属していた球団)
- ロサンゼルス・エンゼルス(以前に大谷翔平が所属、菊池雄星)
- オークランド・アスレチックス(伝統ある歴史的球団)
ナショナルリーグ(NL)のチーム一覧
ナショナルリーグの地区別球団をご紹介します。(2025年現在所属している日本人選手も並記)
NL東地区
人気チームが多く、常に注目を集める地区です。
- アトランタ・ブレーブス(強打者揃いの名門)
- ニューヨーク・メッツ(千賀滉大)
- フィラデルフィア・フィリーズ(2022年ワールドシリーズ出場)
- マイアミ・マーリンズ
- ワシントン・ナショナルズ(2019年ワールドシリーズ王者、小笠原慎之介)
NL中地区
伝統あるチームが多い、古き良き野球文化が残る地区です。
- シカゴ・カブス(鈴木誠也・今永昇太、2016年王者)
- セントルイス・カージナルス(歴史的な強豪チーム、ヌートバー)
- ミルウォーキー・ブルワーズ
- シンシナティ・レッズ(MLB初のプロ野球チーム)
- ピッツバーグ・パイレーツ
NL西地区
西海岸を中心にスター選手が多く集まる華やかな地区です。
- ロサンゼルス・ドジャース(大谷翔平・山本由伸・佐々木朗希)
- サンフランシスコ・ジャイアンツ(優勝回数の多い伝統球団)
- サンディエゴ・パドレス(ダルビッシュ有・松井裕樹が所属)
- アリゾナ・ダイヤモンドバックス(1998年創設の新興球団)
- コロラド・ロッキーズ
まとめ
大谷翔平選手の効果でMLBを観はじめた初心者にとって、リーグや球団名を聞いてもわからないことが多いですね。今回は、MLBの基礎知識として2つのリーグ、地区、球団や所属日本人選手をカンタンにまとめました。
- MLBは全30チーム
- アメリカンリーグ(AL)15球団とナショナルリーグ(NL)15球団
- 各リーグの中に「東・中・西」の地区
チームごとに歴史や特徴があるので、知れば知るほど面白いのがMLBの魅力です。お気に入りのチームを見つければ、ポストシーズンやワールドシリーズの楽しみも倍増しますよ!
ぜひ、MLBポストシーズンって何?という記事も併せてご覧ください。