Adobe Creative Cloud(アドビ・クリエイティブクラウド)は2022年4月から値上げされ、Creative Cloudコンプリートプランの年間プラン一括払いは72,336円(税込)という価格になりました。高額の出費になります。
2024年3月5日よりAdobe Creative Cloudが価格改定されます。Adobe Creative Cloud個人版コンプリートプランの年間プランは72,336円から「86,880円」に値上げ。年額14,544円の値上げとなります。
現時点で、デジハリのアカデミー版価格の変更はアナウンスされていませんが要注意です。
そこで、アドビのソフトはどこで買えば最安値なのか、割引セールやクーポンはないのかと多くの方が探しているのも事実で、私もいろいろな情報を調べて比較しました。
その結果オススメできるのが、eラーニングの受講生になること。なんとアドビのCreative Cloudコンプリートプラン1年間のサブスクリプションが付いてきます。
アドビのソフトが1年間使い放題で、卒業後もそのまま使えるアカデミック版ライセンス付きのデジハリとは?受講体験からわかった、申し込み方法やコード入力時の注意点などもわかりやすくレビューします。
アドビを使うならCreative Cloudしかない?
昔に数十万円も費やしてパッケージ購入したAdobe CS製品を古いOSで使い続けているイラストレーターやデザイン関係の人も未だ健在ですが、最新のOS環境では不具合が出たり、新たにインストールもできないのが現状。データのやり取りをする際も、ファイルが開けないなど支障が出ています。
動画編集をするユーチューバーさんや新時代のクリエイターさんは、最初からアドビ・アプリやサブスク利用に抵抗がない人が多いですが、毎年のサブスク利用料金の負担も大きいのが悩みどころ。
最近は動画編集や写真加工をプロ並みにできる一般の人も増え、AdobeCCのPremiereやPhotoshop、Illustratorを定番ソフトにしているようです。このようにプロにかかわらずクリエイティブ創作に欠かせないのがアドビのソフト(アプリ)です。
Creative Cloudアプリ1年付きAdobeマスター講座
個人でアドビソフトを使いたい人にオススメなのがデジハリ・オンラインスクールの「Adobeマスター講座」。3ヶ月の通信教育と1年間のAdobe Creative Cloud サブスクリプションがセットになった激安のeラーニングプランなので、学割感覚でアドビ正規品が使い放題になります。申込時の受講料以外に費用はかからず、1年間のアドビCreative Cloudコンプリートプランのアカデミック版ライセンスが手に入ります。
格安価格はいくら?おトク比較
Adobe Creative Cloudコンプリートプランの通常版・年間プラン一括払いは72,336円(税込)という金額(※2024/3/5から86,880円に値上げ)。学割購入だとこれが23,760 円になりますが、学割適用は条件や購入資格の証明書提出等が必要になり面倒です。
使うソフトだけ必要最小限に絞ったとしても、PhotoshopやIllustratorなど単体は各28,776円(年間一括払い/税込)(※2024/3/5より34,680円)なので、動画編集用にPremierとAfter Effects2種類だけで年間57,552円(※2024/3/5より69,360円)の出費になります。画像加工用にPhotoshopを追加購入すれば、なんと3ソフト合計で年間86,328円という高額の出費になります。
Adobeサイトでの 購入価格(税込) | デジハリの Adobeマスター講座 |
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通常版AdobeCC1年間 年間一括:72,336円 ※2024/3/5より86,880円 アプリ単体×2種だけで 57,552円 ※2024/3/5より69,360円 | 3ヶ月受講 (動画閲覧は1ヶ月) + AdobeCC1年間 アプリ付きで39,980円 |
Adobe通信講座は他校にもあり以前はデジハリが最安値だったのですが、今ではAdobeの価格改定と併せて金額が同じになりました。
たとえば、「たのまな」ヒューマンアカデミー通信講座にも1ヶ月のeラーニングと年間Adobe CCライセンス付きの「Adobeベーシック講座」があります。デジハリとは受講できる内容が違うので、必要に応じて選ぶこともできます。ただ、たのまなは土日祝日は申し込み受付もお休みなので、シリアルコード発行までの時間に余裕が必要なので注意が必要です。
卒業後もAdobeCCは使える?
アドビのCreative Cloudコンプリートプランが使える期間は1年間です。正確には、コードを有効化してから1年間になります。
Adobeマスター講座は動画教材閲覧1ヶ月と課題作成2ヶ月の合計3ヶ月間の講座ですが、このプランで教材として提供されるアカデミック版AdobeCCコンプリートプランは、卒業後も引き続き1年間は利用できます。この部分がオススメのNo.1ポイントでもあります。
すぐに使いたいならデジハリ!
デジハリのAdobeマスター講座の場合、クレジットカード決済なら申し込みから最短10分で、すぐにアプリケーション利用を開始することができます。すでにAdobeCCがパソコンにインストールしてあれば、途絶えることなく1年間の契約がスタートです。
デジハリの「Adobeマスター講座」は土日祝日でも申し込みOK。メールもすぐに送られてくるのですぐに利用開始できます。(←クレカやコンビニ払い)
学生ライセンスで商用利用できる?
基本的に商用利用できます。プロの仕事で使っても個人としてならOK!
学生版の商用利用についてはAdobeの公式サイトでもしっかり明言されています。〜アドビ公式サイトQ&A「学生版の商用について」より〜
モリサワフォントも無料で使える?
20,000種類以上のフォントが制限なく利用できます。通常プランと変わりなく、モリサワなど日本語フォントを含む多数のフォントが揃っているAdobe Fontsが使えます。
何台にインストールできますか?
アドビのアプリをインストールできる台数は、1ライセンスでパソコン2台まで。MacやWindowsのOS混在でもOKです。ただし、同じアプリケーションを2台同時に起動することはできません。
カメラマンやデザイナー、動画編集のフリーランスの方も、デスクトップとノートパソコンの2台にインストールして、外出先でも引き続き作業できるので便利ですよ。
どこで申し込みできますか?
デジタルハリウッド大学や専門スクールのサイトからはこの講座に申し込むことはできないので注意。
引き換えコードはいつまで使える?
引き換えコードはすぐに使わなくても大丈夫。時間が経っても使えます!
AdobeCCを利用するためのシリアルコード(引き換えコード)は、時間が経ってもアカウントに入力して反映するまで有効なので安心してください。
例えば、前もってシリアルコード(引き換えコード)を入手しておけば、先のサブスク期間が切れるタイミングで新しいコードを入力するだけで、学生プランが継続更新されます。
同一人物で受講期間はダブれませんが、早めに講座に申し込んでも引き換えコードはそのまま次回更新で使えてべんりです。
申し込み完了後はメールに従って!
《ダウンロードコード版》は、申込からすぐに利用を開始することができます。アドビのシリアルコードがメールですぐに届くので、記載された手順に従いシリアルコードを入力。入力した日から1年間のサブスクがスタートします。
アドビ利用開始の手順は以下のステップで☟
Creative Cloudの利用開始手順
- デジハリのメールに記載された
専用サイトにアクセス - Adobe IDにてサインイン
IDがなければ新規作成します - メール記載の在籍教育機関情報を入力
- デジハリのメールに記載された
「引き換えコード」を入力 - メンバーシップの自動更新は
[自動更新を設定しない]を選択
自動更新にすると1年後に通常版価格で
自動引落されます - クレジットカード情報の入力は無視
(任意) - 製品をダウンロード&インストール
1年後も格安で更新するには?
アドビの利用期間終了が近づいたら再び「Adobeマスター講座」に申し込んで、再度デジハリ・オンラインスクールの受講生になりましょう。これはデジハリの公式Q&Aにも記載されている更新方法なのでご安心ください。以下に掲載している注意点と更新手順をご覧ください。
【注意点】
更新時期にアドビからのお知らせや更新アラートが表示されても、それに従ってAdobeサイトで更新手続きをしないように注意しましょう。Adobeサイトで更新すると通常版価格での更新となるので注意しましょう。
また、メンバーシップを「自動更新」にしている場合も、同様に通常価格になるので注意。予め自分のメンバーシップ設定がどうなっているか確認しておきましょう。
継続利用する際の更新手順
- Adobeマスター講座に申し込む
新たな引き換えコードが届きます - メールに記載された
専用サイト(学生)にアクセス - 今までのAdobe IDにてサインイン
- メール記載の在籍教育機関情報を入力
- メールに記載された
新しい「引き換えコード」を入力 - メンバーシップの自動更新は
[自動更新を設定しない] - クレジットカード情報の入力は無視
- 更新完了
いかがですか?1年後もアカデミック版で更新する方法はカンタンですね。必ず、デジハリからメールで知らせされた「学生専用サイト」にアクセスして更新作業をしてください。
期限が残っているまま新しいコードを入力すると、まれに先の残りの期限がなくなることがあるので、期限が切れてからの入力が推奨されています。期限が切れてからの更新でも、同じ「AdobeID」で手続きすれば、今までの情報は引き継がれます。
私の場合は、期限の2週間前に入力しましたが大丈夫でした。
その他 知っておきたいQ&A
購入する際に疑問に思った部分と、デジハリに問い合わせたことを記載しておきますので、ご参考にどうぞ。
- Qパソコンが3台あるのでライセンスを追加購入できますか?
- A
申込者1名につき1ライセンスのみ購入できます。1ライセンスで2台までならインストール可能です。受講期間内に同一名義で2本以上購入することはできません。
- Q申し込みをキャンセルできますか?
- A
申し込み後のキャンセルはできません。アプリも12ヶ月の利用期間で途中で解約・返金はできません。
- Q学割でパソコンやソフトウエアを購入できますか?
- A
学割は使えません。デジハリ・オンラインスクールは、文部科学省認可を受けたデジタルハリウッド大学とは別組織なので、学割や学生証の発行、証明サービスはありません。
デジハリAdobeマスター講座とは?
デジハリ・オンラインスクールとは、デジタルハリウッド20年のクリエイター養成ノウハウがギッシリ詰まったオンラインスクール。日本でも数少ない「アドビ・プラチナスクールパートナー」にも認定されています。今回紹介した「Adobeマスター講座」は、数ある講座の中のひとつです。
アドビアプリケーションの基礎をマスターできるうえ、Photoshopやillustrator、動画編集ソフトPremier Proなどすべて使えるCreative Cloudのコンプリートプラン付き。いわば、通常版と変わらないアプリやサービスが39,980円で1年間使えるイメージです。
このAdobeマスター講座は、IllustratorやPhotoshopの実習、HTMLやDreamweaverの実習、After Effectsも連携したPremiere Proの実習、InDesignの実習という46時間分の基礎動画教材で基礎からサンプルづくりまで実践的に学べる通信講座です。
アドビの20超のプロ用アプリが使い放題
主なAdobe Creative Cloudアプリとサービスのリストです。これだけあれば、グラフィックからアニメーション、Webデザイン、ロゴ制作、3DCGや動画編集まで自由自在。モバイルでもデスクトップでも、思い描いたクリエイティブワークがどこでも叶います。
20種類以上のプロ仕様アプリが使い放題
・Photoshop
(プロフェッショナル画像編集ツール)
・Illustrator
(高品質なデザインやイラスト作成)
・Lightroom
(写真の整理、編集、現像、公開まで)
・InDesign
(高品質なページレイアウトと文字組)
・Premiere Pro
(映像コンテンツを思いのままに制作)
・After Effects
(モーショングラフィックなどを作成)
・Acrobat Pro
(PDFを作成、編集、注釈、電子署名)
・Dreamweaver
(Webサイトを短時間でコーディング)
・Animate
(インタラクティブアニメの制作環境)
・Dimention
(パッケージデザイン等の3D画像制作)
・Adobe Fonts
(2万種類以上のフォント)
・100GBクラウドストレージ
・ロイヤリティフリー素材の利用
・作品を公開できるポートフォリオサイト
・100GBのストレージサービス など
まとめ
Amazonタイムセールの最安値より断然お得に、Adobe Creative Cloudの全てのアプリが使えるデジハリ・オンラインスクールの「Adobeマスター講座」。eラーニングの生徒になってセット教材を正規で入手できるので、学生だけでなく社会人やフリーランスのクリエイターにも人気の講座です。
デジハリ・オンラインスクールの「Adobeマスター講座」は46時間の動画教材で基礎からサンプルづくりまで実践的に学べるだけでなく、教材としてAdobe Creative Cloudコンプリートプラン(アカデミック版)がセットで受講料39,980円。アプリが卒業後も引き続き使える点も魅力です。